明石城の歴史や見どころをカンタンに紹介!【西国の抑え】

明石城

こんなひとにおすすめ!
・明石城とは?
・交通手段がわからない
・出張ついでに観光したい

山陽本線から見える明石城。

横に伸びた長い塀2つの大きな櫓がシンボルで、大きな天守が存在感を放つお城とはまた違ったお城です。

どんな歴史があり今の形になったのか、今ある櫓はどういったものなのか

カンタンに紹介していきたいと思います!

評価説明
歴史現存する三重櫓
交通駅から徒歩5分!
広さ実は姫路城よりも広い(公園全体)!
明石城の短評 ※あくまで個人の観点

公園内はとても広く、休日に訪れると家族連れや子供たちがのびのびと遊んでおり(コロナ禍前)

イベントもたくさん開かれていたようで、市民の憩いの場としての印象がとても強く残っています!

タップできる目次

歴史

築城年1619年
築城主小笠原忠政
城の種類平山城
現在の天守天守台のみ
文化財史跡国指定史跡、重要文化財
基本データ

明石城カンタン年表

  • 1619年頃:明石城が築城
    • 西国への抑えとして、江戸2代目将軍徳川秀忠の命で築城
  • 1632年~1682年:城主が8人ほどゴロゴロと代わる
  • 1873年頃:廃城令により廃城となる
  • 1918年頃:明石公園として開園
  • 1995年頃:阪神淡路大震災で被災する
    • 約2割が被害
  • 2000年:櫓の修復工事完了

江戸幕府が始まった後に築城されていますね!

天下が平定された後にわざわざ大きなお城を作るとは、江戸から遠い西国への抑止力としての目的が伺えますね。

そのおかげか、戦にも巻き込まれていないようです。

それでも、廃城となったあと老朽化などで徐々に建築物が失われましたが

現在の櫓2基と土塀は修理されつつ今も残っているようです!

詳細な歴史年表は公式サイトを参照!

見どころ

見どころを絞って紹介します!ぜひ忘れずにチェックしてください!

  • 巽櫓(たつみやぐら)
  • 坤櫓(ひつじさるやぐら)
  • 天守台

【巽櫓(たつみやぐら)】明石駅から見て右側の櫓

明石城巽櫓
明石城巽櫓

明石駅からみて右側の櫓(物見、武器庫)になります!

現存する12の三重の櫓の中で5番目の高さ(約12.5m)です。

ちなみに一番高いのは名古屋城の清洲櫓約16mとなっています。

展望台に立ってもまだ迫力を感じるぐらい大きいです。

よく駅から見るので小さく感じますが、近くでみると大きさがよくわかります!

【坤櫓(ひつじさるやぐら)】明石駅から見て左側の櫓

明石城坤櫓
明石城坤櫓

明石駅からみて左側の櫓(物見、武器庫)になります!

先程の櫓とどちらが大きいでしょうか?

正解はすぐにだしますが、こちらのひつじさる櫓のほうがたつみ櫓よりも約1m高いです。

日本に残っている櫓のなかで高さ4位,5位に食い込むほどのものが2つもありますね!

天守がなかった明石城では、天守の代用としていたみたいです。

【天守台】築かれなかった巨大な天守

明石城天守台
明石城天守台

こちらの写真の正面に見えるのが、東西25m・南北20mの天守台です!

天守台とは文字通り天守の台となるものですが、明石城では天守は築かれなかったようです。

もし築かれていたとしたら熊本城天守並の大きさも建築可能であります。

やはり平和な江戸時代になると大きな天守も不要なものとなっていったのでしょうか。

利用案内

開城時間(6月~8月)平日のみ12:00~13:00
(9月~11月)平日12:00~13:00、土日祝日10:00~16:00
坤櫓  5・9・11・3月
巽櫓  4・10月
休城日特定日のみ公開
入城料無料

基本的に公園内の散策は自由で無料です。

貴重な櫓の中は見学できますが、公開される日が決まってるので要チェックです。

ただ、2022年4月現在は休止中のようです。

コロナ禍の影響と思いますが、一刻も早く落ち着いて公開される日を願うばかりです。

正確かつ最新の情報は公式サイトをみてください

アクセス

【徒歩】明石駅からすぐ(約5分)!

【車】南(協会)駐車場がおすすめ!有料366台

営業時間5:30~23:00
料金◎平日・土日祝 1時間毎:200円
◎営業時間内の最大料金
 平日:600円
 土日祝:800円
正確かつ最新の情報は公式サイトをみてください

周辺観光

【武蔵の庭園】宮本武蔵の庭を再現

武蔵の庭園

剣豪として知られる宮本武蔵

実は剣豪でありながら明石城では町割り(都市計画)や作庭に携わっていました!

史料が殆ど残っておらず、専門家立会のもと再現されたようです。

意外な才能があったのですね!

場所は駅から明石城内に入って右手側にあります。

【明石焼き】ふわふわ食感!

明石城明石焼き
明石焼き

場所ではなくグルメにはなりますが、明石にいったらぜひ食べてもらいたいものを紹介します!

たこ焼きと似ていますが、食感と味が違います。

卵がたっぷり使われ、ふわふわとした食感となり、だし汁につけて食べます。

とても柔らかく、卵の優しい味が広がります。

明石駅の南側(明石城の反対)徒歩5分のところに、魚の棚商店街という商店街があります。

そこに明石焼きの名店がひしめきあっていますので、ぜひランチに訪れてみてください。

まとめ

天守はないが、貴重な巨大櫓が2つも残っています!

  • 城内自体はとても広く散策しがいがある!
  • 駅から歩いて行けて、駐車場も便利!
  • 宮本武蔵の庭園がある!
  • 商店街が近くグルメに困らない!
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