初めての城巡りで「どこへ行き、何を見るか」から決めたいなら『日本100名城と続日本100名城めぐりの旅』、スタンプ集めを始めたいなら『日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき』がおすすめです。
全国の城を探す本、天守の来歴を知る本、城のつくりを学ぶ本では、得意なことが違います。まずは目的に近い1冊を選んでみてください。
書誌・掲載内容は2026年9月24日に出版社の案内で確認しました。下の表から各本の紹介へ移動できます。
目的別に選ぶ、お城巡りの本5冊
| こんな人向け | おすすめ本 | 選ぶ理由・使い方 |
|---|---|---|
| 初めて城巡りをする・行き先を決めたい | 日本100名城と続日本100名城めぐりの旅 | 天守・石垣など9つのテーマと城内・周辺マップから選べる。A5判・400ページ |
| 日本100名城のスタンプを集めたい | 日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき | 切り離せる公式スタンプ帳つき。本体はB5判・144ページ |
| 現地に持っていく荷物を減らしたい | 日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき | スタンプ集めなら付録の帳面を切り離して携帯。B5判の本体と使い分けられる |
| 全国の城を広く知りたい | 完全保存版 日本の城1055 | 1,055城を収録。都道府県別マップで近くの城も探せる。A5判・448ページ |
| 天守の来歴や再建の違いを知りたい | あやしい天守閣 ベスト100城+α | 城跡に建つ101城の天守などを取り上げ、成り立ちをたどる。A5判・200ページ |
| 城の構造・縄張りに興味がある | オールカラー徹底図解 城の攻め方・つくり方 | 城のつくりと攻城戦を図解で学ぶ。2025年の増補改訂版。A5判・240ページ |
持ち歩く本は、判型・ページ数に加えて、バッグに収まるかも確認して選びましょう。
スタンプ集めに|日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき
日本100名城スタンプラリーを始める人に向く1冊です。 日本城郭協会が監修し、各城の見どころ・歴史・交通・スタンプ設置所などを紹介しています。
選ぶ決め手は、切り離せる公式スタンプ帳が付くこと。旅の計画は本体で立て、現地ではスタンプ帳を使って訪問を記録できます。
本体はB5判・144ページです。付録のスタンプ帳は約210×147×1.5mmなので、荷物を減らしたい場合は帳面だけを持っていく使い方ができます。スタンプ設置場所や施設の営業情報は、訪問前に各城の公式案内も確認してください。
対象は「日本100名城」です。「続日本100名城」も含めて行き先を探したい場合は、次の『めぐりの旅』と役割を分けて考えると選びやすくなります。

日本100名城にどんな城が選ばれているかは、一覧記事でも確認できます。

初めての城旅を計画するなら|日本100名城と続日本100名城めぐりの旅
「どの城へ行こう」「現地で何を見よう」を一緒に考えたい人におすすめです。 城郭ライターの萩原さちこさんが、日本100名城と続日本100名城の200城を9つのテーマで紹介しています。
天守、石垣、縄張り、山城、絶景など、気になるものから行き先を選べます。天守や石垣の基礎知識に加え、城内マップと周辺マップも掲載されています。
A5判・400ページ。自宅で候補を比べ、旅の計画を立てる使い方に向いています。前の公式ガイドとの選び分けは、スタンプ帳が必要か、200城の見どころから選びたいかが目安です。
全国の城を広く探すなら|完全保存版 日本の城1055
有名な城以外も含めて、近くにどんな城があるか探したい人向けです。 1,055城を収録し、都道府県別の城マップから場所を調べられます。
各城の構造、築城年、築城者、特徴、住所のほか、公共交通機関・車でのアクセス情報も掲載。100名城の範囲を越えて、旅先やツーリング先で立ち寄る候補を探すのに役立ちます。
A5判・448ページ。多くの城を調べる資料として選びたい1冊です。2022年刊行なので、交通や見学条件は出発前に公式情報で確かめてください。
天守の成り立ちを知るなら|あやしい天守閣 ベスト100城+α
目の前の天守が、いつ、どのように建てられたのか気になる人向けです。 城跡に建つ101城の天守を取り上げ、もともと天守があった城なのか、といった来歴を探ります。城跡以外に建つ天守風・城郭風の建物も紹介されています。
現存天守だけを扱う本ではありません。後世に建てられた天守にも目を向け、見た目の違いだけでなく、各地が城に託した思いを知りたい人に合います。
A5判・200ページ。天守に絞って読む1冊として選ぶと、この本の切り口がはっきりします。
現存天守と復元天守などの違いは、天守の種類を紹介する記事でも解説しています。古くから残る12天守を知りたい方は、こちらもどうぞ。

城のつくりを学ぶなら|オールカラー徹底図解 城の攻め方・つくり方
城を眺めるだけでなく、「どう攻め、どう守るつくりなのか」を考えたい人に向く本です。 城の歴史・つくり・攻城戦の基礎から、戦国・近世の城の具体例へ読み進められます。
現地で曲輪の配置や道の曲がり方が気になったら、帰宅後に本で調べる。そのように、城歩きと学習を行き来するための1冊としておすすめします。
紹介しているのは、2017年の『カラー図解 城の攻め方・つくり方』に32ページを増補した2025年版です。「日本の城発展史」の章が加わり、A5判・240ページになっています。購入時は旧版と書名・版を見比べてください。
まとめ|次の城巡りで使う1冊を選ぼう
最初から何冊もそろえる必要はありません。次にしたいことがスタンプ集めなら公式ガイド、行き先選びなら『めぐりの旅』を起点にすると選びやすくなります。全国の城、天守、城の構造へと興味が広がったら、その目的に合う本を選んでみてください。
よくある質問
城巡り初心者なら、最初の1冊はどれ?
行き先や見どころから選びたいなら『日本100名城と続日本100名城めぐりの旅』、スタンプ集めを始めたいなら『日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき』が候補です。「何を見たいか」と「記録を集めたいか」で選んでみてください。
日本100名城と続日本100名城を回るなら、どちらの本?
200城の見どころを調べるなら『日本100名城と続日本100名城めぐりの旅』です。掲載城数とスタンプ帳の対象は別なので、スタンプラリーへの参加が目的なら、集めたいシリーズに対応した公式スタンプ帳を確認してください。
現地へ持ち歩くなら、どの本がよい?
日本100名城のスタンプ集めが目的なら、公式ガイドの切り離せるスタンプ帳を携帯できます。現地で見どころを読みたい場合は、城内マップのある『めぐりの旅』も候補です。ただし400ページあるため、バッグに収まるか、持ち歩く負担がないかを実物で確かめてください。
参考にした出版社の情報
書誌・掲載内容の確認日:2026年9月24日。価格・在庫・新品/中古・紙/電子の区分は、購入先で確認してください。

