お城の数え方の単位ってなんだろう?
日本各地に点在するお城は、戦国時代から続く歴史の象徴であり、今でも観光名所や歴史的な資料として多くの人に親しまれています。
そんなお城ですが、実は数え方に関しては少し独特なルールがあります。
お城の数え方には何種類かの考え方があり、その歴史的背景や建築様式によっても異なる場合があります。今回は、お城の数え方をわかりやすく解説します!
基本の数え方:「城(じょう)」と「城郭(じょうかく)」
一般的に「一つ、二つ」といった数え方が使われますが、お城のような建築物に対しては、「城(じょう)」や「城郭(じょうかく)」という単位も使われます。
- 「〇〇城」:「一つの城」を意味し、通常は城の名称を含んで数える際に使われます。たとえば、「一つの城」や「姫路城一つ」といったように用いられます。
- 「城郭」:城郭は、城とその周辺の防御施設や区画を含めた広い範囲の意味を持ちます。たとえば、二の丸、三の丸、堀、櫓などを含む城の全体構造を指す際に使われることが多いです。
一国一城という言葉で使われているね!
天守や櫓を含む数え方:「基(き)」と「棟(むね)」
お城の中で特に目立つ構造として、天守や櫓(やぐら)などがあります。これらはお城の「本体」としての数え方とは異なり、「基」や「棟」といった単位を使って数えることがあります。
- 「基(き)」:「一基、二基」のように、主に天守閣や櫓などの重要な建築物を数える際に用いられます。「基」は、堅固で独立した建築物の単位として数えられるため、天守や櫓、あるいは主要な門に対して使われます。
- 「棟(むね)」:「一棟、二棟」のように、建物全体を数える際に用いられます。城郭全体ではなく、複数の建物がある場合、各建物ごとに「一棟」として数えられます。
建築様式による数え方:「層」「重」「階」
お城の中でも、天守閣の数え方は建築の構造に基づいて「層(そう)」や「重(じゅう)」、「階(かい)」を用いることが多いです!
- 「層(そう)」:外観上の構造を基に数える方法です。たとえば、見た目が五層に見える天守であれば「五層」となります。
- 「重」:「重」は外観の段数を数える表現で、建物が重なり合った構造であることを強調しています。建築上の用語としても「三重の塔」「五重の塔」などのように使われることが多く、各層が独立した空間でなくとも、「見た目が段になっている」ことで「重」として数えます。
- 「階(かい)」:実際に建物の中に存在する階数に基づく数え方です。五層の天守であっても、内部が六階であれば「六階建て」となります。
このように、「層」と「階」は建物の外観と内部構造の違いに応じて区別されるため、観光ガイドなどで「五層六階の天守」という表現がよく使われます!
例えば姫路城は5重(層)7階(地上6階、地下1階)!
特殊な数え方:「基数」としての「城の数」
お城を数える際、城郭全体や各部分を数えるだけでなく、現存する天守の数や、日本100名城に含まれる「一つの城」として数えることもあります!
- 「現存天守の数」:日本全国には江戸時代以前から残る現存天守が12基あり、これらは「現存天守12城」として特別に数えられます。
- 「一国一城令」以降の城数:江戸時代に発布された「一国一城令」により多くの城が廃止されたため、当時の日本では約200~300城にまで減少しました。江戸時代には、藩ごとに一つの城が公式に許可され、そのため「藩の城」として数えられました。
その他の関連施設を数える場合:「門」「櫓」「曲輪(くるわ)」
お城には堀や櫓、門、曲輪(くるわ)など多くの付属施設があります。これらの付属施設は、それぞれの役割や場所に応じて数え方が異なります。
- 門:「大手門」や「虎口門」などの名称で「門」として数えられ、「一門、二門」と数えます。
- 櫓(やぐら):「一基、二基」と数えることもありますが、通常は「櫓」の名称でそのまま数えます。「一つ、二つ」とする場合も多いです。
- 曲輪(くるわ):城の内部を区画ごとに分けた「本丸」「二の丸」「三の丸」などのエリアを数える際に使われ、「一曲輪、二曲輪」といった表現で数えることがあります。
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まとめ:数え方から見るお城の奥深さ
お城の数え方は、その部分や用途によって多種多様であり、単に「お城を数える」だけでは表現できない奥深さがあります。
天守や櫓を含む「基」「棟」、見た目の構造による「層」や「階」、さらには「現存天守」といった特別な単位も、歴史的な背景に基づいています。
お城巡りの際は、このような数え方の知識を活かしてみてください!
城全体の構造や細部に込められた歴史の工夫がさらに理解しやすくなり、数え方を意識することで、いつもと違った視点からお城の魅力を発見できることでしょう!
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