高知城の歴史やみどころをカンタンに紹介!【本丸完全現存】

高知城天守

現存天守の一つである高知城。

本丸御殿など本丸がほぼ完全な形で残っている珍しいお城です!

そんな高知城の歴史や見どころを紹介します。

こんなひとにおすすめ!
・高知城とは?
・交通手段がわからない
・出張ついでに観光したい

評価説明
歴史現存の建物が多い!
交通駅から徒歩25分。。
広さ入り組んだ敷地内
高知城の短評 ※あくまで個人の観点
タップできる目次

歴史

基本データ

築城年1601年頃
築城主山内一豊
城の種類平山城
現在の天守望楼型 四重六階 現存木造
文化財史跡国指定史跡、重要文化財15棟
基本データ

カンタン年表

高知城カンタン年表

  • 1601年頃:山内一豊が築城開始
    • 掛川城から転入
  • 1611年頃:城郭が完成する
  • 1727年頃:城下の大火で追手門以外ほとんどが焼失
  • 1749年頃:天守などが復興
  • 1873年頃:廃城令で公園となり、現存以外の建造物が取り壊された
年号と天守の構造には諸説あります

公的な資料のあいだでも数値が一致しない箇所があります。ここでは高知城公式サイト(運営側)の記述を優先し、あわせて高知県の観光公式サイトの記述も併記します。

  • 築城:高知城公式は「慶長6年(1601年)に築城を開始し、慶長16年(1611年)に完成しました」。高知県観光公式は「1603年(慶長8年)に築城されました」
  • 大火からの再建:高知城公式は「享保12年(1727年)には城下町の大火で追手門以外の建物のほとんどを焼失しましたが、宝暦3年(1753年)までに創建当時の姿のまま再建されました」。高知県観光公式は天守について「1749年(寛延2年)に再建」。前者は城全体、後者は天守を指しています
  • 天守の構造:高知城公式に層数・階数の記載はありません。高知県観光公式は「高さ18.5mの3層6階」と表記しています(本記事の基本データは「四重六階」表記)

関ケ原の戦いで戦功をあげた山内一豊が土佐国を与えられ、掛川城から移り築城を開始したのが高知城のはじまりです!

高知城の公式サイトは、山内一豊を「関ヶ原の戦いでの功績により、徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊」と紹介しています。

移ってきたのもあってか、以前の居城だった掛川城の天守と高知城の天守はとても似て作られています。

長い間戦にも巻き込まれることはなかったですが、1727年に城下の大火で天守を含めて多くの建造物が焼失してしまいます。。。この大火に巻き込まれていなかったら、より国宝級に近い遺構群になったことは間違いないでしょう。

ただ、その後に天守などが再建されます。このとき再建されたのが今も残っているものです。

高知城の公式サイトは、この再建を「宝暦3年(1753年)までに創建当時の姿のまま再建されました」と説明しています。

廃城令という字のごとくお城を使えなくする命令があり、現存する建造物以外が取り壊されました。

そのような歴史があり、今のように公園として開放されている部分と、現存する部分があります。

大火でお城がほぼ焼失するも復興し現在まで多くの建造物がのこる!

見どころ

見どころを絞って紹介します!ぜひ忘れずにチェックしてください!

  • 追手門
  • 廊下門
  • 懐徳館
  • 天守

【追手門】現存する大迫力の表の門

石垣と塀越しに見る高知城天守
追手門と天守

まずは追手門の紹介です。表の門として堂々たる迫力でお迎えしてくれます。

追手門(大手門)と天守が一枚の写真に収められるお城は数少なく、現存となると更に貴重ですね。なのでぜひ撮影スポットとしてもおすすめします!

これは個人の感想ではなく、高知城の公式サイトも同じ点を挙げています。

天守と追手門が無理なく一枚の写真に収まる追手門は絶好の撮影スポットです。

枡形と呼ばれるかたちで、天守まで直進できずに防衛側から見れば複数の視点から攻撃ができる防衛施設としても考えられた構造です。

公式サイトによると、追手門と天守には石落とし、矢挟間塀、忍び返しなどが残っているとされています。

大迫力の追手門!

【廊下門】本丸と二の丸をつなぐ櫓門

高知城の板張りの廊下
廊下門

1階は櫓門なのですが、2階は本丸と二の丸をつなぐ廊下になっている珍しい構造です。

中に入ってみると屋敷とも櫓ともどちらとも思えない作りになっており、非常に面白いです。

なお、本丸と二ノ丸の間にある空堀に建てられた櫓門は詰門と呼ばれています。

本丸に行くため櫓が廊下に!

懐徳館】全国に2つしかない現存本丸御殿!

高知城の天守と本丸御殿
本丸御殿と天守(現存で唯一

懐徳館と呼ばれる本丸御殿もおすすめです!

現存する本丸御殿は全国に川越城と高知城にしかなく、天守と隣接しているのはここ高知城だけです。

高知城の公式サイトは、この点をより正確にこう説明しています。

本丸御殿が天守に接続する形式を残すのは高知城だけであり、貴重な遺構になります。

「本丸御殿が残っている」ことと「天守に接続している」ことは別で、高知城が唯一なのは後者です。

本丸御殿は城主の居住場所として使われることが多かったのです、懐徳館では外交などの対面場所として使われていたようです。

御殿というと、二条城や名古屋城など豪華なイメージがありますが、質素なつくりが目立ちます。

質素だが貴重な現存御殿!

高知城本丸御殿の座敷と欄間
本丸御殿内

【天守】廻縁高欄がついた豪華な現存天守!

高知城天守
高知城天守

廻縁高欄と呼ばれるベランダみたいなものがついた望楼型天守になります。

さらに、格式の高い擬宝珠(手すりについている玉ねぎみたいなもの)と呼ばれる装飾もあり、見た目にこだわって作られたことがわかります。

歴史年表の通り、1601年の築城時の天守ではなく焼失後に再建したものになります。それでも江戸時代中期の建物で250年以上前のものであり、全国に12しかない現存天守の一つになります。

もうひとつ珍しいものが天守についている忍び返しになります。名前の通り石垣を登ってくる人を追い返す仕組みとして作られています。

豪華なベランダ付き天守!

高知城の石垣と忍び返し
天守の忍び返し(現存で唯一

【石樋】雨の多い高知ならではの排水設備

石垣を登りながら、石垣から突き出した石を探してみてください。

石樋(いしどい)と呼ばれる排水設備です。高知県の公式サイトはこう説明しています。

高知県は降水量が多いこともあり、高知城には16ヵ所もの石樋が設置されていることが大きな特徴だ。また石垣の背後の水を効率的に排水するため、石樋は城の石垣から突き出た形状であることも特徴的。

城内に16か所あります。

利用案内

開館時間9:00〜17:00
最終入館16:30
休館日12月26日〜1月1日
高知城の開館時間。高知公園の公式サイトより(2026年7月30日確認)

開館時間と最終入館は高知城公式の利用案内で確認してください。

区分入城料
18歳以上500円
18歳以上(20名以上の団体)400円
18歳未満無料(学生証等の提示が必要)
各種手帳をお持ちの方無料
高知城の入城料。高知公園の公式サイトより(2026年7月30日確認)

料金区分と無料対象は高知城公式の利用案内で確認してください。

料金区分や無料対象は上の案内に集約しています。証明書が必要な場合があるため、訪問前に公式の利用案内も確認してください。

高知城歴史博物館との共通券

城の近くにある高知城歴史博物館とのあいだに、共通券が用意されています。

時期料金(18歳以上)
常設展800円
企画展の開催期間中1,040円
高知城歴史博物館との共通券。博物館の開館時間は9:00〜18:00(日曜は8:00〜18:00)、休館日は12月27日〜1月1日(2026年7月30日確認)

共通券の料金と博物館の開館情報は高知城歴史博物館の利用案内で確認してください。

城と博物館は開館時間・休館日が同じではありません。両方を見る日は、それぞれの公式利用案内を確認してください。

正確かつ最新の情報は公式サイトをみてください

アクセス

【車】高知公園駐車場がおすすめ!(約65台)

有料ですが、高知城追手門に近く、そこそこ駐車台数があるのでおすすめです。

料金・利用時間・収容台数は次の案内に集約しています。

項目内容
普通自動車65台
料金最初の1時間370円、以降30分ごと110円
営業時間7:30〜18:30(年中無休)
高知公園駐車場。高知公園の公式サイトより(2026年7月30日確認)

駐車料金・利用時間・収容台数は高知城公式のアクセス案内で確認してください。

臨時の利用制限が出ることもあるため、当日は公式サイトのお知らせも確認してください。

正確かつ最新の情報は公式サイトをみてください

【駅/徒歩】高知駅から徒歩約25分!

寄り道せずしない一番近いルートになります。

高知県の観光公式サイトは、JR高知駅から徒歩約25分と案内しています。とさでん交通の路面電車を使う場合も、同じサイトが「高知城前」電停から徒歩15分としています。高知県観光情報「こうち旅ネット」の高知城案内で経路を確認できます。

少し遠回りになりますが、観光名所のはりまや橋、食処が集まる帯屋町商店街があるルートはこちらになります。時間に余裕があり、高知の雰囲気を楽しみたい方はぜひコチラのルートがおすすめ!

周辺施設

【ひろめ市場】カツオなど高知名物を堪能できる!

高知のカツオのたたきと生ビール
カツオの藁焼き

食事をするなら追手門の近くにあるひろめ市場がおすすめです!

多くの店がフードコートのような形式で集まる市場です。

カツオのたたきなど高知名物が楽しめます!

お酒好きが多い高知ということもあり昼から飲んだくれがいたり非常に活気のある場所になります。

店舗ごとに休業や短縮営業があるため、食事を組み合わせる日はひろめ市場のお知らせで営業状況を確認してください。

【日曜市】日曜は城の前が1kmの市場になる

日曜日に行くなら、追手門前を東西に走る追手筋で日曜市が開かれます。

高知市の公式サイトによる規模は次のとおりです。

項目規模
長さ約1,000m
店数約300店

日曜市は朝から昼過ぎにかけて開かれます。開始・終了は目安で、休市日もあるため、訪問前に高知市の日曜市ページで確認してください。

年始やお盆には休市日があります。日曜日でも必ず開かれるわけではありません。

【桂浜】土佐の景勝地!

高知の桂浜
桂浜

高知城とあわせて訪れやすい場所に、高知の名所でよさこい節でも歌われている桂浜があります。

波の音を聞きながらのんびりと過ごせますが、近くに坂本龍馬記念館桂浜水族館など周辺施設が充実しておりどなたでも楽しく過ごせると思います!

桂浜周辺の観光施設

  • 坂本龍馬記念館 / 新館
  • 龍馬像(りょうまぞう)
  • 桂浜水族館
  • 龍王岬展望台
  • 浦戸城(長宗我部ゆかりの城)

同じ現存12天守については、こちらに一覧をまとめています。

お城巡りに持っていくべき本の紹介

ちょっと待ってください!手ぶらでお城に行こうとしてませんか!?

お城巡りにガイドブックは必須です!持っていくだけで何倍も魅力が引き出せます

持って行って良かったおすすめの本を紹介します!

お城初級者向け:日本100名城公式ガイドブック

専門的な知識はあまりなく、ただ単にお城いってみたい!全国の有名なお城の概要を知りたい!

という方にはコチラ!概要レベルの紹介で、見どころなどの情報がギュッと詰まっています

さらには日本の他の名城も紹介しているので、次に次にお城に行きたくなる情報も満載!

お城中上級者向け:城の攻め方・つくり方

こちらは、ある程度お城をめぐって、天守の美しさだけではなく、内部構造や城郭、土塁、石垣、門、櫓などお城を成している構造物に着目している方向けです!

より深くお城に対しての知的好奇心がわく内容になっており、これを見ながら巡ると、着眼点が「お城っていいな~」から「このお城を攻めるには/守るにはどうすればいい!?」と変わってきます!おすすめです!

まとめ

本丸が完全に残る高知城!

  • 天守と一緒に撮れる追手門!
  • 天守に隣接する唯一の現存本丸御殿!
  • ひろめ市場や桂浜など観光名所も充実!

料金や営業時間は改定されることがあります。訪問の前に、高知城の公式サイトで最新の案内を確認してください。

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