日本のお城っていっぱいあるけど、最強の城はどれだろう?
気になるよね!ということで最強ランキング作ってみたよ!
この記事は、テレビでよく見る専門家が複数人集まって作成されたランキングではありません。城好きの一個人が作成した、ただのコラムとしてお楽しみください!
「最強のお城」を選ぶ4つの基準
お城を「最強」と言えるためには、いくつかの要素がそろっている必要があります。
ここでは、お城が持つべき「強さの秘密」を4つのポイントに分けてご紹介します!
これらの基準がそろっているお城こそ、戦国時代の激しい戦に耐え抜いた「最強のお城」と呼ばれるにふさわしい存在です。
1. 防御力
まずは「防御力」。お城にとって、どれだけ敵の攻撃を防ぐ力があるかが大切。
高くそびえる石垣や深い堀、多重の門や曲輪、さらには攻めにくくする工夫が盛り込まれた櫓(やぐら)や石落としなど、敵の侵入を徹底的に阻む仕掛けが満載です。
例えば、熊本城の「武者返し」と呼ばれる石垣は有名で、侵入しようとする敵が滑り落ちてしまう作りになっています。
こんなふうに防御設備がしっかりしているお城は、まさに「最強」と言えるでしょう!
2. 戦略的な位置
お城の立地も「最強」を決める大きな要素です。
山や川など自然の地形を利用したお城は、その地形そのものが天然の防御壁として働きます。たとえば、山の上に築かれた高取城は、険しい山道を登らなければならず、敵が簡単には近づけません。
さらに、小田原城の「総構え」のように、平地にあるにもかかわらず広範囲をカバーする大規模な防御ラインを持つ城もあります。
このような戦略的な位置に築かれたお城は、敵にとってまさに「どう攻めたらいいんだ…」と思わせる難攻不落の存在です。
3. 築城技術
戦国時代から江戸時代にかけて築城技術はどんどん進化し、それぞれのお城には独自の築城テクニックが使われてきました。
石垣の組み方、堀の配置、迷路のような通路など、すべてが防御力を高めるための工夫です。築城技術が高いほど、敵は中に入り込みにくく、落とされにくい作りになっています。
たとえば、姫路城の内部は、まるで迷路のように入り組んでいて、敵が入ってもあちこちで迷わせる仕組みです。
さらに、白い漆喰の壁は火に強く、火攻めにも耐えられる防御力を持っています。このような築城の技術が詰め込まれているお城こそ、「最強」の名にふさわしいのです。
4. 歴史的背景
最後に、「最強のお城」にはただの防御力だけでなく、その背景となる歴史的なストーリーも欠かせません!
お城は、城主の権力や地域の中心としての役割を担ってきました。実際の戦いに耐え抜いたり、政治的な拠点として栄えたお城には、他のお城とは一線を画す重厚感があります。
たとえば、江戸城は、200年以上にわたって幕府の本拠地として無血で守られてきました。こんなふうに、長い年月を経ても崩れることなくその役割を果たし続けたお城は、まさに「最強」の証といえるでしょう。
お城の最強ランキングTOP5
順位 | お城名 | 特徴 |
---|---|---|
1 | 江戸城 | 幕府を守り続けた超規模城 |
2 | 熊本城 | 西南戦争も耐えた武者返し |
3 | 大阪城 | 鉄壁の石垣 |
4 | 小田原城 | 何重もの総構え |
5 | 姫路城 | まるで迷路、小細工たくさん |
1位:江戸城
江戸城の防御力って? 江戸城は、江戸幕府を開いた徳川家康が大規模改築したお城で、江戸時代を通じて日本の中心でした。幕府の本拠地としての防御はとにかく強力で、スケールも一流です!
- 巨大な堀:江戸城には「外堀」と「内堀」の2つの堀があり、多重防御の仕組みで敵を阻みます。特に外堀は城への侵入を防ぐ「第一防衛線」。石垣とセットで、敵がスムーズに進めないようになっていました。今現在皇居ランナーが走っている部分は実は「内堀」です。北側は神田川、南側は赤坂見附や虎ノ門までが「外堀」でした。この地名でぱっと地理感がわかる方はその大きさに驚愕すると思います。
- 複数の曲輪(くるわ):本丸、二の丸、西の丸、吹上御殿など、エリアごとに防御設備が工夫され、曲輪を抜けるたびにまた別の守りが待っている構造です。
- 石垣と門:江戸城の石垣は、かなりの高さがあり、侵入を阻止。大手門や桜田門といった要所の門も分厚く、敵にとっては「ここを突破するのは無理…」と思わせるほどの造りです。
まとめ:強固な堀と曲輪、そして高さのある石垣が組み合わさり、「絶対に負けられない城」って感じですね!
2位:熊本城
防難攻不落の「熊本城」とは? 熊本城は「攻めるなら覚悟がいるぞ!」と思わせるような、鉄壁の守りを誇る城。築城したのは加藤清正で、その防御構造は「難攻不落」と呼ばれるほど。
- 武者返しの石垣:熊本城の石垣は、上に行くほど急角度になり、上ろうとしても滑り落ちてしまう「武者返し」構造。足場がないから、敵兵もお手上げです!
- 櫓(やぐら)と門の守り:熊本城にはなんと49もの櫓があり、どこから攻められてもOKな布陣。門には「枡形(ますがた)」といって、敵を一時的に閉じ込めて一斉攻撃するための仕組みもあります。
- 西南戦争で戦場に:築城から270年も経過した1877年の西南戦争で実際に戦に巻き込まれます。50日ほど3500人で籠城して13000人を退却させます。攻め側を率いた西郷隆盛は「清正公に負けた」といったと言われています。このことから、実際に堅固だったのがわかります!
まとめ:石垣から堀、櫓の配置まで、すべてが計算された防御体制。どの方向から見ても抜かりなしです。
3位:大阪城
巨大な守りの城、大阪城! 豊臣秀吉が築いた大阪城は、そのスケールと防御力で一際目立つ存在です。城下町を守るための設計が随所に見られます。
- 高くて分厚い石垣:大阪城の石垣は、石の大きさも高さも圧巻で、敵が近づこうとするだけで気持ちがくじけそう。大きな「巨石」も使われ、見た目にも「登れなさそう…」と思わせる壁です。
- 巨大な水堀:外堀と内堀の二重構造で、まず堀を越えないと城内に近づけません。深い水堀を設置して、船か泳ぎでもしないと侵入は無理!
- 枡形(ますがた)門:大阪城の門は、枡形構造で敵が内部に入るとその場で足止めしやすい設計になっています。捕らえて一気に攻撃するチャンスを作り出します。
まとめ:石垣、水堀、巨石、枡形門と、完璧に守られた大阪城。ここまでされると敵も諦めるしかないですね!
4位:小田原城
戦国時代最強の防御拠点、小田原城! 戦国時代、関東の覇者・北条氏が守りを固めた小田原城。特に「総構え」という、城全体を囲む大規模な防御システムが有名です。
- 総構えの守り:小田原城は山々をも含めた広大な防御線が築かれ、城内に辿り着く前に複数の防御線を突破しなければならないという難所。まさに「迷宮」レベルです。
- 複数の堀と曲輪(くるわ):小田原城は複数の堀や曲輪で囲まれており、攻める度に「次の防御があるのか…」と気が遠くなる設計です。
- 高い石垣と門の防御力:要所の門には、侵入を防ぐための枡形門が使われ、石垣も非常に強固。突破には並大抵の力では無理です。
まとめ:小田原城は「多層防御」のお手本のような城。まさに要塞ですね!
5位:姫路城
美しさと防御力を兼ね備えた「姫路城」 姫路城は「白鷺城」の愛称で親しまれる美しいお城ですが、その防御力は見た目以上。特に複雑な構造が敵を迷わせます。
- 迷路のような内部構造:姫路城は「どっちに進めば本丸?」と迷ってしまうような設計で、敵が簡単に進入できないようになっています。曲がり角や階段が複雑に配置され、無防備に進むと袋小路にハマります。
- 白壁の防御力:白い漆喰の壁は、火に強く、当時の戦闘では火攻めを防ぐ役割もありました。
- 水堀と石垣の多重防御:姫路城は水堀で囲まれ、石垣も高く、層を重ねた防御が見事。見た目の美しさに反して、守りはかなりの堅さです。
まとめ:美しい白壁の裏に隠された鉄壁の防御力が、姫路城の魅力。見た目だけでは分からない強さがここにあります!
【最強のお城の特徴】防御力と築城技術の秘密
日本のお城には、戦乱の時代を生き抜くためのあらゆる防御策が詰め込まれています。
その代表的な例が、今回のランキングに選ばれたお城たちに備わっている「石垣」「堀」、そして「迷路のような内部構造」。これらの工夫が、まさに「難攻不落のお城」を実現させています。
以下で、それぞれのお城に見る特徴的な防御の仕掛けについてご紹介します!
石垣の高さと形状:侵入を阻む高い壁
まず、お城の「守りの要」と言えば、やっぱり石垣。高さと形状を工夫することで、敵がなかなか突破できない強固な壁を作り出しています。
- 丸亀城の多層石垣
丸亀城では、山麓から山頂までの三層の石垣構造によって、敵が三重の防御ラインを順に突破しなければならず、進むごとに疲弊させられる仕組みです。どの層の石垣も、ただの壁ではなく、城兵が上から攻撃できるような配置や狭間(さま)が設けられており、守りやすく攻めにくい構造が徹底されています。
堀や水堀の役割:敵の足を止める“防御のライン”
お城を囲む堀は、敵が簡単にお城に近づけないようにする大事な要素。水が張られた「水堀」と、乾いたままの「空堀」、それぞれが違った防御力を発揮します。
- 松本城の水堀
松本城は、四方を水堀でぐるりと囲まれた美しい景観が特徴。この水堀、ただの観光ポイントじゃありません。敵が渡ろうとしても、泳ぐか船を使うしか手段がないため、簡単には侵入できないんです。戦うだけでなく、美しさも兼ね備えたこの水堀は、まさに松本城の象徴と言えます。
- 大阪城の二重堀構造(外堀&内堀)
大阪城には、なんと外堀と内堀の「二重堀」があります。特に広大な外堀は、攻撃側にとっては突破しがたい壁。もし外堀を突破しても、さらに内堀が待ち構えているので、二重の防御ラインに阻まれて簡単には進軍できません。この二重構造、まさに大阪城の強さを支える秘密です!
城下町の役割:敵を分断し、進軍を遅らせる街の防御
の城下町は、ただの居住地や商業エリアではなく、城の防御システムの一環として設計されていました。敵が城にたどり着くまでに進軍を遅らせ、疲弊させる「町ぐるみの防御」がその仕組みの要です。
- 上田城下町の入り組んだ道
上田城の城下町には、街道を分断するように木柵や塀が建てられ、道が何重にも交差するポイントが設けられていました。これにより、敵が進むたびに兵力を分断させられ、城下町の住民や武士による小規模な奇襲も可能に。さらに、曲がり角の多さが攻撃を緩和し、守備側の有利な地形を形成していました。
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【まとめ】最強の理由に触れよう
日本には「最強のお城」と呼ばれる名城が数多く残されており、今回のランキングで紹介したお城は、その中でも特に防御力や築城技術に優れた代表例です。
戦国時代の戦乱を生き抜くための防御力、そして高度な築城技術が組み合わさり、歴史的な「難攻不落」の城が生まれました。
これらのお城は、現代においてもその雄大な姿を保ち、訪れる人々に日本の歴史や文化を伝えています。
たとえば、熊本城の武者返しの石垣や、姫路城の複雑な内部構造を実際に見学することで、戦国時代の築城者たちの知恵と工夫に触れ、彼らがどのようにして城を守ろうとしたかを肌で感じることができるでしょう。
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